乾燥肌対策で最も大切なことは「乾燥しない」身体づくり
肌トラブルの中でも上位あるのが「乾燥肌」。
かゆみ、肌荒れ、シワ、ひび割れをはじめ、肌の乾燥から様々な肌トラブルが引き起こされます。
乾燥肌対策として、多くの方が「保湿クリーム」や「加湿器」を使い保湿効果を高めているのではないでしょうか?こうした保湿対策はもちろん大切です。保湿をしないままでいると、肌はますますダメージを受けてしまいかねません。
ですが、もう一点、保湿について目を向けてほしいことがあります。
それは、「乾燥肌で悩まない」身体の作り方。
BHYは、東洋医学をベースとした「乾燥肌対策」を提供し、お客様の肌に関するお悩みを解消してきました。
そこで今回は、乾燥肌になってしまう原因から対処法まで、「東洋医学的スキンケア」についてお教えします。
対策前に知っておきたい「乾燥肌になる原因」
乾燥肌対策を知る前に、先ずは「なぜ、肌が乾燥してしまうのか」から見ていきます。
乾燥肌とは、肌に水分や皮脂が不足してしまう状態のこと。
表皮の一番外側にある「角質層」が担う【バリア機能】が乱れることで、肌の水分を保つための【保湿機能】が弱まることが、乾燥肌の原因となります。角質は紫外線によるダメージを受けやすいので注意が必要です。
また、「皮脂の減少」も乾燥肌になる原因の一つ。
「加齢」や「ストレス」「化粧品」「石鹸」「空気の乾燥」など、皮脂の減少はさまざまな理由があります。
秋冬に乾燥肌で悩まれる人が多いのは、皮脂の減少が関係しています。また、冷暖房の効いた部屋に長時間いるのも、肌が乾燥してしまうので気をつけましょう。
東洋医学の観点からみる「乾燥肌の原因」①:生活習慣
「身体の内側と向き合い、根本から不調を改善する」のが東洋医学の考え方。
毎日の積み重ねにより「自然治癒力を高める」東洋医学では、生活習慣にも注目します。
その代表例が「食事」と「運動」。
水分を十分に摂っていなければ、肌は乾燥してしまいます。同じ水分でも、アルコールでは逆効果。身体に熱をこもらせ、返って水分を身体の外に出してしまいます。
辛い食べ物も注意が必要。発汗作用が強いため、食べ過ぎると身体から水分が発散してしまいます。
運動そのものは良いのですが、汗をかいた後にしっかりと水分補給をしないと、同じく乾燥肌が進んでしまいます。
何気ない生活習慣が原因で乾燥肌がすすんでしまうことがあるので、正しい知識を持った対策が必要です。
東洋医学の観点からみる「乾燥肌の原因」②:五臓
東洋医学では、身体全体の生理機能を「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」で表現します。
「肝」は”爪”や”目”、「腎」は”髪の毛”のように、五臓にはそれぞれ「身体のある部分を司る」役目があり、役割を果たすことで身体の調子が整います。
五臓の中には、「皮膚」の調子を左右する箇所があり、五臓の乱れが原因で乾燥肌を引き起こすことも。
食生活や運動習慣、季節や気候、持って生まれた先天的要素など、様々な要素の掛け合わせで五臓の元気度が決まるので、ちょっとしたバランスの崩れが、肌トラブルを引き起こす原因となるのです。
また、生活習慣だけでなく、季節や気候など、自分の力ではどうにもできないことで弱まってしまうのも五臓の特徴。養生するには正しい知識が必要です。
東洋医学の観点からみる「乾燥肌の原因」③:体質
五臓とは別の観点から、身体の内側を知る方法があります。
それが「体質」です。
体質は五臓と違い、人によって特徴が異なります。
身体に熱がこもりやすい体質の人もいれば、水分が不足がちな体質の人もいます。例えば「しょうがダイエット」をして痩せる人、上手くいかない人の違いは、体質にも原因があるのです。
肌も同じく、”乾燥肌対策を特に必要とする”体質があります。
ですが、自分が「どんな体質」なのかを知らないと、体質からくる乾燥肌対策ができません。それどころか、体質を理解していないと乾燥肌を悪化させてしまうことにもなりかねません。
BHYでは、中医体質学に基づく「9つの体質チェック」をおこなっています。
このチェックは、東洋医学の本場、中国の健康診断でも使われる「9体質」をベースに、乾燥肌をはじめ、体質からくる美容トラブルを知るためのもの。
自分が何体質かを知ることで、正しい乾燥肌対策を立てることができます。
ご自身が何体質か分からない方は「体質チェック(無料)」をご利用ください。
乾燥肌は身体からのサイン?
東洋医学では、心と身体はつながっていると考えます。
中でも、五臓と感情は密接な関係にあり、「怒ってばかりいると肝が弱くなる」と言われています。
このように、メンタル面が原因で「肌トラブル」を引き起こすこともあるのです。
また、五臓からみると身体はつながっています。そのため、乾燥肌が出ていることで、肌と関係の深い身体の他の箇所がダメージを受けている可能性も高いです。つまり、肌が乾燥している状態は、身体からのトラブルサインとも言えるでしょう。
乾燥肌対策を保湿だけに頼り過ぎるのではなく、肌が乾燥していることによって弱まっている箇所もしっかりとケアすることが、乾燥肌の根本解決にもつながります。
東洋医学を活かした3つの乾燥肌対策
では、乾燥肌にはどんな対策が必要でしょうか。
ここでは、東洋医学の考え方を活かした、3つの代表的な乾燥肌対策をご紹介します。
東洋医学には”未病”という考え方があります。本格的な病気になってしまう前に、身体を健康な状態に保つことを目的としたケアが”未病”です。乾燥肌が深刻さを増し、大きな病気へと発展する前に、肌トラブルを引き起こしている根本原因に目を向け整えていきましょう。
東洋医学を活かした乾燥肌対策①:食事養生
1つ目の乾燥肌対策は「食生活」の改善です。
乾燥をやわらげ肌トラブルを防ぐような食材を取り入れるましょう。
れんこん、しょうがはその一例。
身近にある食材が、肌の潤いを取り戻してくれます。
ただ、「乾燥肌対策になるから」と言って、摂り過ぎはNG。しょうがであれば身体に熱をこもらせてしまうため、体質によってはニキビができる原因にもなりかねません。
バランスの良い食事を心がけながら、肌にやさしい食材を適度に摂り入れること。それが、食事による肌トラブル改善を促してくれる方法です。
東洋医学を活かした乾燥肌対策②:身体の内側を整える
2つ目の乾燥肌対策は「身体の内側」を整えること。
ここで注目するのが「五臓」の働きです。
東洋医学では、目に見えない身体の内側を確認するために「五臓の状態」を手がかりにします。
五臓の状態を知るには、乾燥肌のように「見た目」から推測できることや、四診(望診、聞診、問診、切診)をはじめ、いくつかの判断方法がありますが、四診は専門的な知識がないと適切な判断ができません。
そこで、BHYでは、「五臓に関する知識」を身につけることをお薦めしています。
知識と言っても難しいことを覚える必要はありません。五臓には「どんな特徴」があり、いたわるために、日常生活でできる「解消方法」はなにがあるのか。
五臓の特徴を知ることで、乾燥肌を改善しながら、身体そのものを整えていくことにもつながります。
五臓についての知識を深めたい方に、BHYは五臓から身体を元気にする「臓活」を始めるためのステップをまとました。
ご興味ある方は「臓活BHY講座」をご覧ください。
東洋医学を活かした乾燥肌対策③:体質改善
乾燥肌対策の3つ目は「体質改善」。
体質は、「遺伝的な要素」と、それ以外の「後天的要素」が大きく影響しています。後天的要素は「生活習慣」の積み重ねによるもの。
生活習慣を整えることで、体質は改善できるのです。
体質からくる乾燥肌を和らげるには、体質改善が欠かせません。
そのために、先ずはご自身の体質を知ることから始めましょう。
同じ乾燥肌でも、体質によって原因や改善方法は異なります。別体質の人が成功した肌トラブル対策を実践してもうまくいかない原因は、「体質に合わせたケア方法」を選んでいないからです。
「自分は何体質で、どんな特徴を持っているのか」の理解は、五臓と同じく「身体の内側を知る」ための情報となります。
また、体質は「性格」とも関係してくるので、自分でも気づいていなかった一面を知るのにも役立つのが体質の面白いところ。
身体が喜ぶ乾燥肌対策を、体質理解から始めましょう。
乾燥肌の悩みを今すぐ解消したい方はBHYへ一度ご相談ください
BHYでは、東洋医学をベースにした「肌トラブルに効果的な施術」、身体の内側を整えるのに役立つ、漢方の原理を活かしたオリジナル漢茶『臓美茶』をはじめ、お身体の状況に合わせたさまざまな対処法がございます。
すでに乾燥肌対策に取り組んでいるものの、思うように解消されないでお悩みの方は、一度BHYへご相談ください。
体質チェックや四診を行いながら、乾燥肌で悩まれている一番の要因、改善プランのご提案などをおこなう「無料カウンセリング」を実施しています。
カウンセリング内容を踏まえ、「セルフケアのご案内」「BHYの施術をご利用いただく」など、お悩みの深さに合わせた複数の解消方法をご提示させていただきますので、お気軽にご相談ください。
適切な肌対策による新たな自分を体感
肌トラブルのお悩みが解消されると、快適さはもちろん、気持ちが前向きになります。
BHYには様々なお悩みを抱えた方が訪れます。その中で、肌対策に成功した方の声を一部ご紹介します。
「先日、化粧品購入の際に簡単な肌チェックをして頂いたところ、以前よりもキメも水分油分バランスも改善されていました。デト効果がお肌にもあらわれてきているようで嬉しいです」(タムラ様)
「最近、顔がスッキリしたと家族から言われるようになりました。また心なしか、体が軽くなった気がします。またデトックスをやってもらったところが肌がスベスベになったと感じ、前から少しコンプレックスだったので嬉しいです」(ミキ様)
「危険性が無い事から、その効果を期待していました。6月下旬から現在まで、約2ヶ月間続けた結果、効果は驚くほどでした。卵巣ヒーリングを始めた日から、35度台、34度台の低体温が完全になくなりました。そして、あれほど硬くかさかさした肌が「つや」と「しっとり感」を取り戻し、卵巣ヒーリングを始めてから3日後、毎朝出ていた鼻血も止まり、生理痛が軽くなった事を実感しました。体の循環機能が良くなったのでしょう、キレイに自信を持てるようになり、夏の外出も楽しくなりました。」(ムラベ様)
乾燥肌対策を試しても効果が実感できなく悩まれている場合、適切なケア方法と出会えていない可能性があります。
セルフケアでできること、プロに任せた方が効率的なことがありますので、悩みを抱え続けている方はお気軽にお問合せください。
自分に合った乾燥肌対策を見極めましょう
身体の内面、季節や環境、食生活をはじめ、乾燥肌になる理由はさまざまです。
その理由に合わせて対策をとらないと、肌トラブルはなかなか解消されません。
クリームや加湿器で常に保湿をしておくことはもちろん効果的ですが、「乾燥肌になりにくい身体」をつくることも大切です。それには、東洋医学の知識を取り入れた生活習慣の改善が役立ちます。
また、五臓のように、身体の部位にはつながりがあります。そのため、身体の内側に働きかける乾燥肌対策を実施することで、肌トラブル以外の身体の不調・お悩みが解消することも考えられます。目では直接見れないため、身体の内側については無関心になりがちですが、チェック方法を知ると乾燥肌を引き起こす「本当の原因」にたどり着くこともできるのです。
せっかくなら、身体の元気まで取り戻す「内側からの肌ケア」を実践してみませんか?
身体が喜ぶ乾燥肌対策をおこなうために、先ずはトラブルの原因をしっかりと見つめましょう。
≫乾燥肌対策前に自分の体質を知りたい方は「体質チェック(無料)」から始めましょう